1月30日 (日)  ボリビアのケーナ

昨夜は仙台在住のケーナ奏者高橋易宏氏の東京初ライブでした。彼とは数年間共演を続けているホセ君がギター、そして僕がコンサートの半分くらいですがチャランゴで加わるという構成でした。日本でケーナを吹く人は沢山いるけれど(一説には3万人以上)、高橋氏のそれは70年代のボリビア流のぶっとく熱い音。ああいう音で吹ける人は日本にはほとんどいないでしょう。まるで体全体からケーナが聞こえてくるような圧倒的な演奏にお客さんも感激していました。東京はボリビア音楽のライブが毎週のようにあるけれど、演奏者・お客さんともにどうしても似たような顔ぶれになってしまうので、高橋さんのように地方でばりばり活躍している人たちが東京にもどんどん来れるような態勢を作って行きたいものです。