11月30日 (水)  ラテンアメリカの社会福祉士の方々と

この11月上旬からほぼ1ヶ月間は公の演奏活動を一時お休みしまして、JICA(国際協力機構)の招聘による短期(3週間)研修で来日したラテンアメリカ各国の社会福祉士の方々と、コーディネーター&通訳として一緒に全国を回っています。各地(東京、横浜、宮崎県など)の福祉施設などを毎日見せていただく内に、日本の福祉行政の先進的な部分(少なくともラテンアメリカの人たちにとって)や、反対に未だ非効率で官僚的な部分の両方を感じ取ることができました。中でも、障害者の方々の就職にたいする懸命な努力やそれを支える施設の方々やご家族の思いに心を揺さぶられています。また、こういう仕事の移動中でも当然(!)ギターやチャランゴを携行、時には音楽がラテンの人達と日本の田舎の方々との架け橋になることさえ実感しています。

(写真左)研修中の一コマ、障害児施設で南米の歌!(宮崎県えびの市にて)、(写真右)研修閉会式、ラテンアメリカからの参加者全員と(大阪にて)

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