4月23日 (月)  よみがえった名器!

学生時代に入手したスペインの名器ホセ・ラミレス3世(1982年製作)、だいぶ前から表面板が派手に割れていて関西の実家の押入れで眠っていたのでこのたび思い切って修理に出したら、それはそれは見事に新品のようになって帰ってきました!これは僕にとって初めての高〜いフラメンコギターだったし、学生時代大学のギター部の部室で毎日弾きこんでいたものなので、思い出までよみがえったような気分です。

つくづく思いました、楽器というものは弾き続けなければ意味がないということを。製作者のマエストロ、ラミレス3世氏は惜しくも95年に亡くなっていますが、氏の手による楽器が今も世界中で人々を魅了し続けていることを考えると、なにかしらロマンを感じます。

今回この名器に新たな生命を与えて下さった、旧友で関西フォルクローレ時代の先輩である"インティ"氏に大感謝!

弦楽器修理工房インティのHP;http://www.tantanakuy.com/repair.htm

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