12月7日 (日)  桑原健一氏のレコ初ライブ

本日12月7日(日)、
日本有数の若手実力チャランギスタ・桑原健一氏の
ボリビア制作CD発表記念リサイタルがあり、
全曲ギター奏者として参加してきました
(於;目黒ラテン文化センターCafé y Libro)。

彼と知り合ったのは僕がまだボリビア在住時の03年末のこと、
これまでもたくさんの日本人ミュージシャンを受け入れている
僕のホームステイ先にたまたま長期下宿していたという縁です。
そのころから、ラパスでサウル・カジェハスさんに習っていて
非常に意欲的にチャランゴ研修に励んでいました。

その後は当時僕がギター伴奏をさせてもらっていた
コチャバンバを代表するチャランギスタ・アルフレド・コカ氏を
紹介し、同市でコカさんにも習うことになりました。
桑原氏はそのころ若干20歳くらいでしたが、
すでにチャランゴの「王道」を着々を歩んでいたわけです。

そして完成したCDの、これまた意欲的なこと!
当日は僕のほかにも彼にゆかりの深い若手ミュージシャンたちが
管楽器、パーカッションで共演しましたが、
幾度ものリハを重ねた成果あって、
なかなか迫力あるステージとなったと思います。

近年の日本の「フォルクローレ」界のライブでは
突出したレベルだったのではないでしょうか?
特にしばらく若い才能に欠けていたように感じるこの分野では、
共演者も含め着実に抜きんでた人材が出てきていること、
それが何よりも嬉しいですね。

今後も同じ内容でまた演奏できる機会を作るべく、
一同はりきっていますので、
応援よろしくお願いします。