4月23日 (月) よみがえった名器!
学生時代に入手したスペインの名器ホセ・ラミレス3世(1982年製作)、だいぶ前から表面板が派手に割れていて関西の実家の押入れで眠っていたのでこのたび思い切って修理に出したら、それはそれは見事に新品のようになって帰ってきました!これは僕にとって初めての高〜いフラメンコギターだったし、学生時代大学のギター部の部室で毎日弾きこんでいたものなので、思い出までよみがえったような気分です。
つくづく思いました、楽器というものは弾き続けなければ意味がないということを。製作者のマエストロ、ラミレス3世氏は惜しくも95年に亡くなっていますが、氏の手による楽器が今も世界中で人々を魅了し続けていることを考えると、なにかしらロマンを感じます。
今回この名器に新たな生命を与えて下さった、旧友で関西フォルクローレ時代の先輩である"インティ"氏に大感謝!
弦楽器修理工房インティのHP;http://www.tantanakuy.com/repair.htm
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4月22日 (日) バンドネオン奏者・小川さんとの出会い
昨夜21日(土)、僕がミュージックプロデュースを している神田「PASATIEMPO」で、小川紀美代さんのバンドネオンライブがありました。ギターは僕とも組んでいる小林智詠氏、2人だけによる濃いアルゼンチン音楽が堪能できた素晴らしい夜でした。
思えばバンドネオンを至近距離で、しかもほとんど生音でこれだけ楽しめる機会はないのでは?
今回初めてお会いした小川さんの演奏は、「女性ならではの繊細さ」とはまた異なり、情炎とエロスが交錯する実にダイナミックなもので、自分の音楽観とも共通するものを感じ、まさに至福のひとときでした。
後半は僕もチャランゴで加わり3人によるセッションを2曲ほど、これがまた最高に気持ちよかったので、今後どこかでユニット演奏できたらいいねと深夜までグラス片手にお店で語り合いました。
PASATIEMPOは開店して4ヶ月足らず、でも確実に、毎月質の高いラテンミュージックを低料金(ドリンク¥500〜)でたっぷり味わえる場として急成長しています。みなさんも一度ぜひ来られては?
(神田PASATIEMPO) http://www.nanbeiclub.com/index.html
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4月6日 (金) 今日は国際チャランゴ記念日
今日4月6日は「国際チャランゴ記念日」 (Dia Internacional del Charango)、なんでも1973年のこの日に、今日となっては大所帯のボリビアチャランゴ協会(SBC)が若き日の名手カブールさんやセンテーリャスさんによってラパスで立ち上げられたのです。
それにちなんでボリビア各地ではここ一週間、チャランゴ関連イベントが目白押しです。
一昨日にはコチャバンバ市で記念フェスティバルがあり、そこで僕の友人の日本人の方もたくさんのボリビア人奏者に交じって出場しました。同地の巨匠アルフレド・コカさんに習って間もないその人はこの日のために猛練習、そして堂々とソロ演奏で大舞台をやってのけたのです。実は前にコカさんをチャランゴの先生として紹介したいきさつがあるので、こんなに嬉しい報告はありませんでした。
それからなんと僕の「夜明けの小鳥たち」を選曲して演奏したボリビア人演奏家もいたそうです。地球の裏側からお礼を言いたい気持ちです。
ところで今週土曜(7日)にはこの記念日にちなんだイベントが日本の仙台でも開催されるので僕も呼ばれて演奏してきます。チャランゴを愛する人たちが国境や音楽スタイル、考え方を超えて今後も交流を深めていければいいなと日々思っています。
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