EDUARDO FALU
アルゼンチンのギタリスト兼作曲家。1923年7月7日北部サルタ州のエル・ガルポンに生まれる。両親はトルコからの移民。幼い頃からギターをひき、10歳頃すでに名人芸を聞かせて、15歳で放送に初出演した。1945年、ブエノスアイレスにでて薬学を修め、のち国立音楽学校でペドロ・ダリーノ・ソフィア教授についてギターに専念する。1950年頃「カンデラリアのサンバ」を作曲し、名声を確立した。フォルクローレを芸術的に高めた功労者で、現代最高のギタリストの一人。1963年を皮切りにたびたび来日。最近ではムシカ・デ・マエストロスの演奏に参加している。
参考文献:永田文夫著『世界の名曲とレコード ラテン・タンゴ・フォルクローレ』誠文堂新光社、1977年。