JAIME TORRES

 フォルクローレ界第一級のチャランゴ奏者。父はボリビア人。母はチリ人。ボリビアの名高いチャランゴ奏者マウロ・ヌニェスは彼の伯父にあたる。10歳で一家共々ボリビアのコチャバンバに移り、ヌニェスについて5年間チャランゴを学ぶ。15歳でアルゼンチンに帰ったときは、すでにみごとなテクニックを身につけていた。やがてアリエル・ラミレスと出会い、彼のグループに入って活躍。1967年、ヨーロッパへの演奏旅行から帰った後独立、数多くのレコードを録音した。洗練されたモダンなスタイルで知られる。
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参考文献:永田文夫著『世界の名曲とレコード ラテン・タンゴ・フォルクローレ』誠文堂新光社、1977年。
2024/7/31訂正。
マウロ・ヌニェスとは血縁ではなく、父親のエドワルド・トーレスと同郷のスクレ出身だったため、1940年からブエノスアイレスで家族ぐるみの付き合いだった。
10歳でコチャバンバに移ったときはマウロはまだブエノス・アイレス在住だったので、ボリビアでマウロには師事していない。
マウロとハイメは互いをティオ(叔父)・ソブリーノ(甥)と呼びあっていたので、誤解されたのではないか。以上はFacebookの福田大治氏の書き込みによる。 https://www.facebook.com/tatsuya.mizutani.73/posts/pfbid0uKUXtoMxQwKVJPqGzyE3RWnMLFW7ygaTBdtZYePWxE3myrsbSYEaGPNom2u5QA8El