SOLEDAD
現在大人気のアルゼンチンの女性歌手。本名ソレダ・パストルッティ。1980年アルゼンチン・ブエノスアイレスの北300キロのサンタフェ州に生まれ、父親の影響でフォルクローレを歌い始める。8歳で初舞台を踏み、2歳年下のナタリと各地のフェスティバルに出演しているところを、セーサル・イセーラに見いだされ、96年頃からコスキン・フェスティバルに参加するようになる。翌年2月のコスキン・フェスティバルで新人賞を受賞した。尊敬するアタワルパ・ユパンキをテーマにした"A DON ATA"が大ヒットし、また、97年度のCD売り上げランキングでも"PONCHO AL VIENTO"が50万枚を売り上げて第1位を、"LA SOLE(ソレダの全て)"が30万枚を売り第3位を獲得した。ソレダの功績は、アルゼンチンの若者を中心フォルクローレ・ファンを復活させたことである。
参考文献:渡部千秋「ソレダ現象」『オーラ・アミーゴス』37号、1998夏。
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