ZULMA YUGAR ZULMA YUGAR

フォルクローレの女王。ボリビアの国民的歌手。6歳でデビュー。85年に来日。このとき発売された『哀愁のボリビア』は傑作。スルマの曲のもう一つの楽しみはバックの演奏者の豪華なこと。ボリビアの一流の演奏家を従えるのはやはり実力。あのカルカスでさえ従えていたという。それは残念ながらコレクションの中にはないが、ルス・デル・アンデのメンバーの演奏は多い。また、スルマはオリジナル曲よりも他のグループの曲を多く歌う。良く言えばこだわらない性格と言えるが、悪く言えば節操がない。しかしオリジナルにはないスルマらしさが絶妙で良いとも言える。