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11月11日 (日) 北軽井沢パンカーラでの初ライブ!
土曜の昨日(11/10日)は、 菅沼ユタカさん&Las noviasさんたちと一緒に 北軽井沢のパンカーラで演奏してきました。
パンカーラは今回初めてですが、 とってもおしゃれで暖かい雰囲気のライブレストランで、 月に何度も(!)ボリビア系音楽のライブを企画しており、 それだけでも凄いなーと思うのに、 ボリビア・ペルー料理ふくむお料理も 手ごろな価格の上に絶品!
ケーナ&サンポーニャでは日本きってのベテラン奏者 菅沼さんとは初共演だったものの、 これまではお互い別の舞台で長年ボリビア音楽に親しみ、 それを骨の髄まで染み込ませてきた者同士(&同志)なので 不思議なくらい息もあって、 個人的には音楽的にもとても充足感ある ライブになったと思っています。
今回はペーニャ(南米音楽酒場)を再現するという企画で、 お客さんとのかけあいも面白く、 中盤からはステージと客席間で「サルー(乾杯)!」の 嵐で会場のボルテージも最高潮!!!! ライブのラストはなんとお客さんも 入り乱れてのモレナーダの踊りでした。
ペーニャはもともと「仲間同士の寄り合い、同好会」 という意味の言葉ですが、 そういう温かみのある原点あってこそのボリビア音楽だと つくづく思いました。
日本では70年代にこの音楽が輸入されて以来、 アンデスの澄んだ空気のように上品でさわやかな 雰囲気で聞かねば(&弾かねば)ならぬ、 そのように勘違いされている向きもなきにしもあらずです。 (そういう一面ももちろんあるのですが)。
しかーし!、それ以上にこの音楽には 人間臭さとか愛嬌とか情炎とか妖艶とか、 言ってみれば人間のもっとも「本音」の部分が欠けると 音楽そのものの生命感自体が失われるような気がします。
あくまでも僕自身の実感に過ぎないのですが・・・。
そんなことを改めて感じ、 そして会場が一体となって楽しめた素晴らしい一夜、 お誘いいただいた菅沼さんはじめ参加演奏者、 お客さんの皆様、 そして暖かく迎えて下さったパンカーラのスタッフの方々、 ありがとうございました!! また出没させて下さいね^−^。
(パンカーラURL) http://www15.ocn.ne.jp/~pankara/main.html (菅沼さんURL) http://www.geocities.jp/yutaka_viento/
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11月5日 (月) カフェ・ムリウイのライブ評より
少し前の話で恐縮ですが、 以下は先月(10/12)に祖師谷大蔵のライブカフェ 「ムリウイ」で行ったライブについて、 店長のT氏がブログで書いて下さったものです。 (↓今朝偶然見つけたので。) http://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/2007.top.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「10月12日はたいへんな日なんです。その訳は後ほど説明するとして演奏します」と言ってまずはチャランゴ弾き倒したDaijitoさん。「奇しくも515年前のちょうど10月12日、 クリストファー・コロンブスが南米に到着し、そこに住んでいる人達のことをインディオと呼びました。今日はスペインではお祭り、南米ではブーイングでしょう」。福田さん、その後も長いMC。なんと熱い男。そしてまたチャランゴかき鳴らすんです。まあ政治の話です。賛否両論あるでしょう。地球の反対側で日本人ばかり集まった小さなカフェで、誰がこんな熱弁を奮えるというのでしょう。なのにDaijitoさんがやると自分の故郷、家族の話でもしてるかのように聞こえるのです。政治じゃなくて、生活の話をしているのが良く分かるんです。ぼくは本当に貴重な話が聞けたと思って心から拍手しました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
↑このように書いて下さったことで 舞い上がっているわけでは(笑)決してありませんよー。 ただ、こういう風に感じてくれる方が一人でもいる限り、 これからも自分の「音楽人生」をより深いものにさせて行きたい、 そういう気持ちを一層強く感じたんです。 謙虚に、しかし内なる自信と確信をもって。
(写真は昨年10月のムリウイライブです。とっても素敵な スペースなので機会あればいつかいらして下さいね。)
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11月1日 (木) 最近の演奏活動(ベネズエラライブ&石巻)
芸術の秋!にしては演奏活動はぼちぼちという感じですが、 去る10/23(火)には築地CUBANCAFEで 前に告知させていただいたベネズエラのグループ エレイレ・コン・ホタの東京ライブがありました。
僕もチャランゴで2曲ほどセッション (Adios a Ocumare, El diablo suelto)、 ラファエル・ブリートのクアトロは前評判を裏切らぬ超絶的なもので、 新しいクアトロ奏法を間近に見ることができて良かったです。
ベネズエラの現代音楽は日本でいう 「フォルクローレ」ファンにとどまらず、 より和声やアドリヴ奏法が発展しているジャズなどのジャンルの 音楽関係者にも広く聞いてもらいたい感がありました。
また、先週日曜の10/28には宮城県石巻まで出張コンサートしてきました(小林智詠、橋本仁、岡田浩安の各氏と)。 当日は快晴で高台のステージからは海が一望できる素敵な環境でした。
その海(どちらかといえば入り江)っていうのがチチカカ湖畔そっくりの風景だったので ボリビアにたいする懐かしさがふたたびこみ上げてきました(下写真)。 日本でも、時たまハッとするぐらいボリビアの情景に似た風景や、 はたまたボリビア人そっくりの人に出くわすこともあるもんです。
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