月日のうつろひ 2007. 2
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2月22日 (木)  今冬最初で最後のカニ!

茨城は北部の日立郊外にある某水産センターで茹でたての特大ずわいカニの足を買ってきて食べました!2ハイ分もあって、なんとなんとお値段は500円!でも味の方は期待を裏切らないもので、ほやほや、ぷりぷりな食感がたまりませんでした。軽く冷やした吟醸酒とこれが合うんだ、まったく。こういう時、もっと田舎、それも海辺に住んでたならなーと思うのですが、たまに食べるから一層美味しく感じるものなんですね。そう言えば6年前にペルーのリマで1パイ100円(1ドル)で売っていたカニを友人と大量に買って学食にあるような大ナベで塩茹でして食べたのを思いだしましたが、今日自分で手探りで作ったカニ酢で食べたかったなー。(ちなみに醤油2、酢2、ポン酢1、みりん1、ねり生姜微量、の配合です。)

(左)この大きさにご満悦。(右)食べ殻もまた豪快。右端に少し見えるのは大吟醸「北秋田」。

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2月18日 (日)  船橋グリーンハイツ町内会での演奏

この日は、船橋駅からバスに乗ること25分でようやく到着するグリーンハイツ町内会にお招きいただき、主役のTAKUYA&YOSHIOと、都内で活動するグループBASTANTEと一緒に合同コンサートを行いました。TAKUYA(ギターと唄)&YOSHIO(ケーナ)はこの世界では知らなければモグリといわれるくらい有名なドゥオで、「よい子の癒し系フォルクローレ」とはかけ離れたファンキーな演奏は全国的に賛否両論を巻き起こしていますが、僕は大好きです!

150人近くでいっぱいになった会場は99%町内の方々で50〜70歳が主流でした。さすがに皆さんじっくりと聴いていただけた上に後半で盛り上がると自然に手拍子が。あたたかい雰囲気にこちらが癒されました。地域レベルでの活動を地道に続けているタクヤさん(名古屋在住)とヨシオさん(地元船橋出身・在住)に改めて感服しました。

(左)ギターは初共演で筑波大フォルクローレ愛好会出身の期待の奏者・安岡恒さん。(右)当日の出演者全員でフィナーレ。左端(青シャツ)がタクヤさん、右端(赤ポンチョ)がヨシオさん。

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2月17日 (土)  日下部由美アルパライブ

神田で06年12月にOPENしたばかりのラテンカフェバー「PASATIEMPO(ひまつぶしの意)」では毎月第3土曜に僕のプロデュースでラテンアメリカ各国の音楽のライブを行っています。今宵はその第3弾、気鋭のアルパ奏者、日下部由美さんに演奏していただきました。

僕もギターとクワトロで共演しましたが、実は日下部さんとはつい先週にお知り合いになれたばかりで、どんなステージになるかわくわくしていました。そして実際に演奏が始まるや否や、超満員の会場はパラグアイ一色の雰囲気になりました。お客さんの中にはタオカ駐日パラグアイ大使(日系の方です)やラテン音楽評論の草分け竹村惇さんもおられ、いくら自分のホームグラウンドの一つとはいえ、いつもにない心地よい緊張感が走りました。

日下部さんのアルパはラテンアメリカの大地に根ざしたようなひたむきな表現・音色で魅せるタイプで、とても素敵でした。これからも一緒に演奏できれば嬉しいですね!

★下記PASATIEMPOサイトにも写真付レポートが掲載されています。http://www.nanbeiclub.com/pasatiempo/plaza/plaza_de_pasatiempo_vol2.html

(↓写真右はタオカ大使の激励の場面)

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2月4日 (日)  木下尊惇フォルクローレユニット・コンサートを終えて

昨日の2月3日(土)は、木下尊惇フォルクローレユニット・コンサートに参加しました。会場のブリヂストン美術館ホール(東京駅八重洲中央口徒歩5分)は130人収容のほど良い大きさ、前回の同ユニットのコンサート(05年12月)に観客として見に行った際の印象が非常に良かったので、今回あのような立派な舞台に立たせてもらえるだけで胸は自然と高まっていました。

さてこのコンサート、昼の部と夜の部の2公演だったのですが、一週間前にはすでに昼夜ともソールドアウトの状態でした。ボリビアの歴史をたどりながらそれぞれの時代のスタイルの音楽を再現するという壮大なコンセプトで、メンバーもギターの木下さんに加えて管楽器に菱本幸二さんと橋本仁さんの黄金コンビ、ヴァイオリンにクラウディア・ゴサルベスさんという、日本でボリビア音楽をやるにはこれ以上の豪華なユニットは望めないくらい素晴らしいものでした。

イベント自体は3部構成、第1部ではスペイン人到来以前のアウトクトナ(先住民系音楽)と植民地期のバロック音楽、それにムシカ・クリオージャと呼ばれる現在私たちが思い浮かべる「ボリビア音楽」により近い20世紀前半の音楽を演奏しました。第2部では木下氏によるボリビアのスライド上映と解説、そして3部はギターやチャランゴのソロ&重奏に加えて、主に現在都会でカーニバルなどの際に踊られる曲(ボリビアの懐メロ!)のオンパレードでした。

総じて言えば、メンバー各自のボリビアへの限りない愛情がたっぷりこもった熱いコンサートとなったと思います。また個人的には初めてのユニット参加であったため未消化な部分は多く、建設的批判は大歓迎という気持ちです。それでも唯一胸をはって言えることは、ボリビア音楽を完璧に自分の表現方法に昇華させた素晴らしいメンバーの方々との共演の中で、演奏中も一瞬、国際都市東京のど真ん中で日本人を主体としたグループの一員として演奏していることさえ忘れるほど、強烈に「ボリビアの魂」を感じたということです。

今回このような貴重な機会に誘って下さった木下氏には感謝あるのみ、更にマネージャーの田中愛さんやブリヂストンのスタッフの方々にも大変ご苦労をおかけしました。今後もこのユニットでの活動が継続されいくようなので、音楽的にどのように進展していくかが楽しみです。

(左上)バロック音楽の一幕、(右上)チャランゴによる2重奏、(下)終演後に撮った全員でのイメージショット

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